2017/10/17日本伝統工芸展京都展がはじまります。

いよいよ明日から、第64回日本伝統工芸展の京都展が京都高島屋にて開催されます。

開催概要は下記のとおりです。

名称 第64回日本伝統工芸展京都展

日程 2017年10月18日(水)〜23日(月)

会場 京都高島屋7階 グランドホール

時間 10時〜19時30分(23日は16時30分まで)

入場料 一般500円・大学生以下無料

今回の作品の写真が日本工芸会のホームページに掲載されています。こちらから。

私は18日は会場当番で15時か閉場まで、また22日にも見学に行く予定です。もしお見かけいただきましたらお声掛けいただけると嬉しいです。

2017/09/23彫埋駒の平面

清定書を製作しています。

今回は彫埋駒です。彫った文字部分をサビ漆で埋めて面一に研いだものですね。
彫駒とも盛り上げ駒とも違う、盤に吸い付くような感覚は癖になります。

そんな「彫埋駒らしさ」を追及して、研ぎ出しから磨きの工程では平面精度にこだわって仕上げます。 (さらに…)

2017/09/10気が進まぬ

秋に京都府が主催する展示会があり、それに向けての作品作りが始まりました。
「京もの認定工芸士」という肩書をいただいておりまして、京もの認定工芸士作品展には毎年出展しないといけない義務させていただくのです。技術技法の制限もあり、出品をサボる認定者も多く、正直あまり乗り気のしない展示会です。

ただまあ、制約のある中でどれだけ遊べるかということをここ2年くらいはテーマにして作ることにしています。
今回はどこまで遊べるか、チャレンジです。

(※ご理解いただいていると思いますが、「遊ぶ」とは新しい技術やデザインに挑戦するという意味ですよ。)

2017/08/31隠し蟻組み


春から初夏にかけて、工芸展の仕事に追われていました。
箱モノを製作しましたが、板と板の組み合わせ部分に用いるのは留め型隠し蟻組みです。噛み合わさる歯の部分の精度、先端の加工精度すべて高い技術が必要ですが、その準備段階の「毛引き」という作業もそこそこ手間がかかり、面倒な作業です。
簡単に言えば、加工する箇所に線を引く作業ですが、その線はえんぴつではなく刃物を使って引きます。えんぴつの線は細くても0.5mmくらいの太さがあり、それでは精密な加工ができないのです。刃物で引いた線であれば太さで言えば「0」に近く、より精密な加工を目指せるというわけです。無論、引く場所を間違えては元も子もないので集中を切らさぬことが重要です。

2017/08/20自然の色・形

会社の工房にタマムシが飛んできました。

玉虫はその幼虫がケヤキやエノキなどの材を食べて成長します。
工房は木材市場の一角を間借りしているので、木材の匂いに誘われてくるのでしょう。

さほど珍しい虫ではないのですが、つい捕まえて観察してしまいます。
色ももちろん特徴的ですが、全体のフォルム、翅の曲線美なども工芸の重要なヒントです。

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