2015/11/01刃物にも

駒を彫るときや、木工をするときには刃物は欠かせません。

印刀、鉋(かんな)、鑿(のみ)、小刀、ノコギリ、彫刻刀、錐、、、とか色々。

刃物も駒と同じように、機械中心で工業的に作られたものと、職人さんの手仕事で1丁1丁作られたものとに分けられます。

私が愛用している印刀には職人さんが作ってくれたものが2丁あります。
2丁とも同じときに同じ人に作ってもらった同じ鋼の印刀ですが、使ってみると微妙に性質が違うんです。

片方だけ、よく刃先が折れるんです。

「住谷が下手くそなんだろう」と言われちゃうとお話が終わっちゃいますが、、、もう1丁はほとんど折れたことがないんですね。だからこれは鋼の仕上がりが微妙に違うんだろうと思っています。

おそらく、焼き戻しの条件が微妙に異なっていて、折れやすい方は刃がややもろい状態で仕上がったんではないかと推測しています。

折れやすい方を使うときには、刃を入れ過ぎないようにおそるおそる彫るようにしています。

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