2020/04/19再会|写真を送っていただきました

先日ブログを呼びかけをいたしました「私がこれまでに製作した駒をお持ちでお使いいただいている写真が見られると嬉しい」という記事をご覧いただき写真を送っていただきましたのでご紹介させていただきます!

【無劍書盛り上げ駒薩摩黄楊杢】

【水無瀬書盛り上げ駒薩摩黄楊杢】

所有していただいている方とは2010年ごろにATC(アジアトレードセンター(当時))で開催された関西駒の会の展示会でお会いし、出品していた駒箱をお求めいただきました。それがご縁で将棋駒も何組かご依頼をいただきました。
送っていただいた写真を拝見し、盛り上げをした日に夕立が降り漆が縮まないかヒヤヒヤしたことなど、製作した当時の思い出がよみがえりました。水無瀬などは9年くらいになろうかと思いますが綺麗に磨かれながら使っていただいていることが見受けられ嬉しく思いました。

また駒と再会できると嬉しいですね。

2020/04/08写真を送っていただきました

先日完成した魚龍書の所有者の方から写真を送っていただきました。ありがとうございます!
日々棋譜並べなどで使っていただいているそうです。とても立派な盤と駒台の上で駒たちはしっかり仕事ができているようで安心しました。このような写真は作者としてとても嬉しいです。

コロナウイルスで大都市に緊急事態宣言が出され、私の住む京都府には発令されていないものの緊張感ある日々が続いています。名人戦も開幕延期になってしまいましたね。個人事業主で製造業の私は粛々と製作を続けるよりないですが、人との接触には十分留意してるつもりです。

このサイトやブログがご自宅で過ごされる皆様のお気休めに少しでも貢献できればうれしく思います。
もし私がこれまでに製作した駒をお持ちでお使いいただいている写真などがございましたら、見せていただけると嬉しいです。ブログや作品集でご紹介させていただきます。
(お問い合わせページにファイル添付を実装しましたが、もしうまく機能しない場合はご容赦ください)

2020/01/19本年もよろしくお願いします

すっかり遅くなってしまいましたが、年が明けました。
新年おめでとうございます。

2019年、結局目標は達成できぬまま終えてしまいました。

2020年、新たなオファーもあり少し変わっていきそうな予感もあります。
駒や箱、棋具のお仕事もできるだけ早く仕上がるように努めますし、木工の方もレベルアップできるよう頑張ります。

2019/12/15トレーシングペーパーに印刷する方法

将棋駒づくりにおいて字母紙印刷の作業は必ず必要な作業のひとつですが、なかなか苦労の多い作業ですね。駒を彫るためにはできるだけ薄い紙に印刷したいわけですが、薄い紙は家庭用プリンターは認識しなかったり、印刷中に詰まってしまったりとトラブルが多発します。
私が以前使っていたCanonのインクジェットプリンターは40g/m2のトレーシングペーパー(以下、トレペ)でも問題なく印刷できましたが、次に使用したEPSONのプリンターでは60g/m2より薄いと詰まってしまい、またその次のEPSONのプリンターは75g/m2でも認識しないなど機種によって適正が違うようです。またレーザープリンターの場合、トレペの表裏やメーカーによっては40g/m2の薄さでも印刷できることがありましたが、レーザープリンターは家庭向きではないですし、熱を加えるため紙が巻いてしまうなどリスクもありました。

有名な対策としては、トレペをコピー用紙にスプレー糊(3Mの55番など)で仮止めして厚みを増した状態で印刷する方法があります。シンプルで失敗の少ない方法ですが、私の場合字母紙を反転して印刷するため彫るときにはスプレー糊がついた方が表になってしまい、ベタベタするのが悩みでした。

そこで色々と調べてみると面白い方法を発見しましたので紹介します。

プリンターは背面給紙タイプになります。
まず、プリンターの給紙口のセンサーやローラーの位置を確認します。
このセンサーが紙を感知できなかったり、ローラーがうまく送れないとトラブルになるようですが、逆にこのセンサーとローラーを通り過ぎることができれば無事に印刷することができます。

次に、センサーの位置に合わせてコピー用紙に線を引き、台紙を作ります。

先ほどの台紙にコピー用紙を重ね、写真の黄色の線の形に糊を付けます。

使用した糊はこちらです。

糊付けしたコピー用紙にトレペを貼り付けます。
T字に糊を付けているので端の方は浮いている状態です。
その状態で印刷するとこのような感じになります。

端が浮いている分汚れてしまうことはありますが、字母紙としては問題なさそうです。

この方式で印刷できると駒字部分には糊が残らず彫るときに邪魔になりません。
最後に、プリンターの機種や印刷方式によってはきれいに印刷できなかったり、プリンターの故障につながる可能性もありますので、お試しになる際はくれぐれもプリンターの説明書や構造等をよくご確認いただいた上でご自身の責任で行っていただくようお願いします。

 

2019/12/03Clasism 2019冬号に掲載いただきました

11月30日発売のClasism(クラシズム)2019冬号の「沈思木工」というコーナーで取り上げていただきました。

Clasismは関西のギャラリーやお店、職人さんなどスポットを当てた季刊誌で関西の大手書店やアマゾンで取り扱いがあるようです。