第64作  巻菱湖書  彫埋駒  島黄楊柾目

令和二年2月

ご依頼をいただき製作しました。
彫埋駒を制作するのは久しぶりです。彫埋駒は錆の色を均一にしたり綺麗に埋めるのが難しいです。

この駒はご依頼主から別の方に贈る駒として依頼を受け、ご依頼主の方から「(贈られる方の)人生に寄り添う駒を作ってほしい」という言葉をいただいてとても感動しました。
好きで始めた駒づくりが少しずつ誰かのために作ることが多くなり、プレッシャーも大きくなりましたが嬉しいことも増えました。