2024/10/20今年の島黄楊

1か月ぶりの投稿です。
今年の10月は例の職人仕事が過去最高に忙しく、納品日ギリギリまで何日も徹夜をしてやっとというレベルでした。パートさんや家族の協力もありなんとか乗り切りました。毎月このペースならもう一人従業員が必要ですが、毎月このペースとは限らず、仕事が落ち着いてしまうと人件費が出ないのが難しいところですね。。。

さて、先日島黄楊の丸太が届きました。
駒になるのはゆっくりですが、将来への投資も込めて毎年買える分だけ買っています。

こんな感じで「御蔵島産」のテープでグルグル巻かれて届きます。毎年配送のおじちゃんに不思議そうな顔をされますね。

開けてみると今回のはひとつひとつは小さめで数が多い印象です。

丸太の方は虎斑と赤材を仕入れました。

虎斑は結構濃い目の杢が見えるので楽しみです。ただ手と比べて分かるように小径で、さらに黒いシミも所々に見られるので、どのくらいの枚数が確保できるか。。。

赤材の方はアテ材らしく曲がった部分です。赤柾は木のアテという部分が使われており、アテは曲がった部分に見られます。こちらも赤柾は確認できますが、上半分は葉節が多く、木取りが難しそうです。

ダンボールの中身は根っこの輪切りです。ほんとにチェーンソーで切りっぱなしのゴロゴロとした塊が入っています。こちらも写真のように拳サイズのものが多めです。根っこは小さくても面白い杢が出ることがあるので、頑張って板にしますが、繊維方向が斜行しているものも多いので、製材には手間がかかってしまいます。

ひとまず乾燥した部屋に持ち込んで保管しています。どこかのタイミングでミカン割したいですが、いつになるのやら。。。