2024/12/20木地成形(テーパー加工~仕上げ) |
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また更新期間が空いてしまいました。 12月も月前半の職人仕事でバタバタ。教え子の学生にもバイトに来てもらってなんとか乗り切りました。学生バイトの募集は私は基本的に個々のオファーや選抜はせず全員に通知して、手を挙げてくれた人に来ていただいていますが、課題の進行が遅れている子でもバイトとなるとシャキシャキと正確に仕事をしてくれることが多いです。学校の様子と仕事の現場は違うんだなとこちらも学ぶところが多々あります。こちらも彼らにもいい経験が提供できているといいのですが。。。 さて、木地成形のつづきです。 私の工房のベルトサンダーは動力(三相200V)駆動のユニバーサルサンダーという家具の加工にも使える大型のものです。ユニバーサルサンダーの特徴としてベルトの駆動部を回転させることが出来、この写真では横向きですが、下部のハンドルを操作してベルトを縦向きに使うこともできます。私の工房では集塵装置との関係で横向き固定仕様です。 定盤の中ほどに定規となるストッパーを設置し、テーパー治具とペーパーの距離を一定にします。 こちらは片面を5度に削ったものです。ペーパーの粒度は80番。ザクザク削ります。 続いて10度用の治具で裏面も削ります。この時点で厚みは仕上がりから0.6mmほど厚めにしておきます。 次の工程は風景が同じなので写真は省略しますが、ペーパーの番手を240番に付け替えて、両面を0.3mmずつ削り仕上げます。 テーパー加工まで終わりました。 |