2024/08/16詰め込み

今年に入ってからブログを定期的に更新しようと決めまして、とはいえ今までも1年更新しないこともあった人が急に筆まめにはなれませんのである程度現実味のある目標設定を考えて、10の倍数の日に更新することにして、なんとか7月まで続いていましたが、8月で途切れてしまいました。

今月は定期の職人仕事の分量がいつもより多くパンクしていました。7月末から夏休みの時期に入った学生にバイトをお願いして職人仕事を手伝ってもらい、昨日の納品まで、毎日ぎゅうぎゅう詰めで仕事して、学生が帰った後も深夜まで残業という日々。今日学生バイトの期間も終わり、職人仕事を沢山進めることができました。手伝ってくれた皆さんありがとうございます。

月の前半の職人仕事がひと段落し、先月サビ漆の工程まで進めた彫埋の砥ぎ出しを行います。サビは1,2日くらいでは中まで乾かないのでもう少し置きたいところですが、あまり置くと日を追うごとに堅くなりすぎて研ぎ出しの作業がやりにくくなるので、ある程度のタイミングで手を入れるのがコツになります。

字母紙の手前まで砥ぎました。今回は木地の狂いは少なめでした。
その後、生漆を塗り再びムロへ。この工程は意味があるか微妙なところですが、ちょっと仕上がりが締まる感じがします。ほとんどおまじないのようなものです。

再びムロへ。また数日後に砥ぎ出して、磨きに入っていきます。