2015/10/03サビ入れをしました

今日は彫りから作業が少し止まっていた2作にサビ入れをしました。

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無剣と水無瀬です。1回目のサビ入れです。

住谷流は2回面一に入れて、3回目に少しだけ盛ってから研ぎ出しします。これもまだまだ研究中ですが、今のところこれが一番安定しているような気がします。

サビの分量は砥の粉の重さだけ測ってあとは様子を見ながら適当に。結局、漆の質や、サビの含水率、気温湿度など色んなコンディションが絡むので、一つ一つ測っても同じ物が作れない気がしています。

サビを作る時のコツで、砥の粉に水を入れて練った後、生漆を少しずつ加えるようにすると失敗が少ないです。

漆の分量を測って、一気に加えがちですが、そうするとダマやムラができて失敗しやすいです。砥の粉に少し漆を加えて練って、少し加えて練ってを繰り返しすと砥の粉と漆がよく馴染みます。