2020/05/28懐かしい写真①

 コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言は全国で解除となり、ようやくいつもの日常が戻りつつあります。4月から母校の専門学校で助手として赴任する予定でしたが、この事態で休校が続いていました。6月からいよいよ再開するとのことで、授業も始まるようです。若いエネルギーに負けぬよう頑張らないといけません。もちろん、ご依頼いただいている仕事もこれ以上遅れが出ないように頑張ります。

 この5月に開催予定であった第49回日本伝統工芸近畿展は緊急事態宣言により開催中止となってしまいました。

 ところで、先日自宅の掃除をしていた妻が懐かしいものを発掘しました。

 2013年の第42回日本伝統工芸近畿展で私が新人奨励賞をいただき、「自作を語る」というイベントが今は無き梅田の三越伊勢丹の展示会場で行われました。その時に関西駒の会の皆さんが応援に駆けつけてくださって写真を撮ってくださり、のちにこのように台紙にして駒の会の例会時に渡してくださりました。
展示会場は撮影禁止でしたが、確かどなたかが会場担当の方に頼み込んで、「本人と本人の作品だけであれば」という条件で許しを得たのだと思います。同じく受賞者で自作を語るに来ていたSさんもなぜか一緒に写っていますね。7年も前ですからもう時効でしょうか。このSさんも今は専門学校で助手をしています。マイクを持っておられるF先生は関西の木工界の大御所の先生で、自作を語る以前にずいぶん辛口のコメントをいただいたことが思い出されます(笑)。

 じつはこの翌年も賞をいただいたのですが、その時の写真も発掘されました。そのお話はまた。