2013/05/04自作を語りました

先週の日曜日、日本伝統工芸近畿展の「受賞者が自作を語る」というコーナーに出させていただきました。
会場に行ってみると、展示されているのは人間国宝の先生の作品や先日発表された春の褒章で紫綬褒章を授かることになった先生の作品も展示されています。そんな中で、あきらかに地味で見栄えもせず、拭き漆のムラのある重箱が、、、私の作品。。。こんなところにあってよいのだろうかという気になってしまいます。
自作を語るコーナー、見たこともなかったので全くも初体験でしたが、作品を伝える難しさを感じました。
一番作品知っているはずの自分がなかなか伝えられないのはよく考えればおかしなことですね。表現したいものがあっても、それを表現するには自らそれを感じるセンスと、それを実現する技術が必要。先生の言葉が響きました。