職場の横っちょに植えてあったアブラナ科の葉物から蕾が伸びてきました。 こういうことを「薹が立つ」というそうです。薹は”とう”と読みます。蕗の薹(ふきのとう)の薹ですね。
薹が立って花が咲くと、葉は固く、不味くなってしまい葉物野菜の商品価値はなくなるそうです。 そこから「薹が立つ」というと、”旬が過ぎた”とか”年頃を過ぎた”という意味の慣用句があるそうです。
しかしまあ薹を立たせているこの植物にとれば、半年かけてやっと花を咲かせる体力をつけ、ついに一生で一番のショーの時間を迎えようとしているわけですから、旬を過ぎたとか言われる筋合いも無かろうと思ったりします。
折角ですから、立派な花を咲かせていただきましょう。